東北地方太平洋沖地震

 

 東北地方太平洋沖地震と津波の被害を受けた方々に、心からのお見舞いを申し上げます。

お亡くなりになられた方々には心

よりお悔やみを、不安な気持ちでお過ごしの被災者の 皆様には謹んでお見舞いを申し上げます。

 

また、被害の拡大が最小限に留まり、一刻も早い復旧ができますよう、心からお祈り申し上げます。

 

 2011年 03月11日 14時 46分に、日本の三陸沖の深さ約 24kmで発生した M 9.0の海溝型地震が起こってしまった。

( 当初は M 8.8と言われていたが、後に M9.0に上方修正された。)

この M 9.0という地震の規模は、1923年 ( 大正12年 ) の関東地震 ( 関東大震災 ) の M 7.9や1994年 ( 平成6年 ) の北海道東方沖地震の M 8.2を上回る日本国内観測史上最大で、アメリカ地質調査所 ( USGS ) の情報によれば 1900年以降、世界でも4番目のものとなった。

 

「 東日本大震災 」と命名された当地震による国内の被害は、地震そのものによる被害に加えて津波・火災・液状化現象・福島第一原子力発電所事故など多岐に渡り、1都 9県が災害救助法の適用を受けている。

警察庁発表による死者及び行方不明者の数は合わせて 2万人を超えており、津波被害を受けた東北地方の太平洋沿岸を中心に関東地方や北海道でも死傷者が出る事態となっている。

日本災害史におけるこの死者・行方不明者数は関東大震災の10万5,385人に次ぐもので、阪神・淡路大震災の6,437人を優に超える事になってしまった。

 

私も初めての経験で、「 どうしよう、まだ揺れている、いつまで続くの?・・・もしかしてこれは余震でもっと大きい揺れが来るのか?・・・」などと考えながら頭をよぎったのは、「 ついに来たか、関東大震災? 」と思ってしまった。

 

あまりにも揺れが長く、余計な事を考える時間さえあって「 不安感・恐怖心 」で心が支配されて行きそうだった。

しばらくすると揺れが納まり、テレビでニュースを見てみると、時間の経過と共に想像以上のショッキングな光景が次々に目に飛び込んで来る様になっていった。

地震も怖いが、津波はもっと恐ろしいものだと・・・2004年に起こったスマトラ島沖地震の時に思ったはずなのに、「 人は経験をしていないと忘れてしまう動物 」なのだと、自分自身が映像を見てつくづく思い知った。

( スマトラ島沖地震の時は震源地が遠く津波が来るまでに時間があった様だが、今回の東北地方太平洋沖地震は、震源は三陸沖( 牡鹿半島の東南東約130km付近 )、 震源の深さは 約 24km ( 暫定値 )と比較的陸地に近く浅い場所での発生だったため、津波が来るのも想像より早かった様だ。)

私は実際に東北地方にはいった事は無いが、そこには人々の営みがあり日々の生活があったはず・・・ほんの数分前までは・・・

普段は、海の恩恵を受け遊ばせてもらっている WSFer としては、心が押しつぶされる思いで日々のニュース映像を見る事になるなんて、考えてもいなかった。

 

東北地方太平洋沖地震と津波の被害を受けた方々へ・・・

地震・津波・避難所生活・原発事故、色々な事が一気に起こり今は気が張っていてるかもしれないけど、「 悲しい・辛い時 」は泣いたっていいんですよ !!  だって、悲しいんだもん・辛いんだもん。

だけど、心だけはくじけないで下さい。

それでも人生は続いて行くのだから・・・

頑張らなきゃいけない時はきっと来る、だからその時まで桜の花が開花を待つ、つぼみの様に今はゆっくり準備をしていて下さい。

それまでは、ニッポン全体で東北地方の方々を支えますから。

 

 

2011年 03月 31日

 

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