今、この時代に戦争なんて・・・

ロシアのプーチン大統領はこの数カ月、ウクライナを攻撃して侵攻するつもりはない と繰り返していた。

しかし 02月 21日にはついに、停戦協定を破棄 し、ウクライナ東部で親ロシア派の武装分離勢力が実効支配してきた 2つの地域について、独立を自称してきた「共和国」を承認した。

そして 02月 24日の夜明け前、プーチン大統領はロシアが「 安心して発展し存在することができない 」と主張し、今のウクライナが常にロシアにとって脅威だから だとして、ウクライナ各地の 空港軍本部 がロシア・ロシアが併合したクリミア・そしてロシアの同盟国ベラルーシから 攻撃 され、戦車部隊「 ウクライナ侵攻 」一斉開始 した。

 

自分の目的は、「威圧され民族虐殺に遭っている人たちを守るためだ」としたほか、「ウクライナの非軍事化と非ナチス化を実現する」為だと述べている。

( これは、ロシア側の一方的な言い分で、 ウクライナで民族虐殺が起きている事実は何処にもない。)

 

「ウクライナは活発な民主国家で、大統領はユダヤ系だ。」というロシア側の主張に、「いったいどうやったら私がナチスだというのか」と、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は反発した。

逆にゼレンスキー氏の方が、ロシアによる侵攻は、第 2次世界大戦のナチス・ドイツによる侵略に匹敵すると批判した。

 

 

果たして今回のウクライナ侵攻、

ロシア側の狙いは何処に?・・・

 

・プーチンによる民主化運動の鎮静のため・・・

今ロシアでは民主化、脱独裁政権の運動が加速しているとされています。

インターネットやスマートフォンの普及により、プーチン大統領の独裁政権に不満を持った方々がたくさんいる事が公になってしまった。

 

・ウクライナの NATO 加盟国入りを阻止したい。

(「NATO」は、もともと東西冷戦時代にソビエトに対抗するために、アメリカなどがつくった軍事同盟です。)

ウクライナが NATO に取り込まれてしまうとNATOの“東方拡大”に繋がり、国内だけでなく国外からも脅威が迫るとなると、いよいよプーチン大統領の立場が危ぶまれる。

 

・凍らない海 (港 ) を手に入れたい。

そして、ロシアは北に位置しているため、港のほとんどが凍ってしまいます。しかしながら周囲の国が NATO に取り込まれてしまうと、凍っていない港を手に入れることが出来なくなる。

 

・ウクライナを取り込んで独立国家を継続させたい。

ソビエト崩壊から 30年たっても、ロシアはウクライナに対して特に “ 同じルーツを持つ国 ” という意識を強く持っていると言われています。

そして、現在も NATO に入っていません。

旧ソ連の中でウクライナは 2番目に人口が多い国なので、絶対にロシアは NATOに加入させたくない。ウクライナを侵攻してでも、ロシアの手中に収めたい。

 

などの事情が見え隠れしています。

 

 

 

大勢の命を奪っておいて・・・

結局、ロシア側の保身の為にやらかしているだけで、" 民族虐殺に遭っている人たちを守る " も " ナチス化しているウクライナから市民を守る " って話も全然関係ないじゃない!!

市民を守りたいのであれば、住宅地や学校・病院などに空爆しているのは何なの?

 

これ以上被害が出ない様、1日も速くウクライナからロシア軍が全面撤退するよう祈るばかりです。

 

 

2022年 03月 31日

 

 

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