歴史的な街並みが壊滅的な被害

アメリカ・ ハワイ州マウイ島 を襲った 山火事 は、アメリカの 山火事犠牲者 として

過去100年最多 となる 115人死亡 が確認され、歴史的な町甚大被害 をもたらしました。

1959年に 50番目の州 となって以来、最悪自然災害 だと言われています。

マウイ島で火災が発生したのは 08月 08日未明だった。

この日は島内 4カ所で、次々と大規模な火災が発生したと消防当局が説明している。

まず午前 0時を過ぎたころ、内陸部のマカワオ付近で最初の火災が発生、続いて午前 11時までに、約 40キロ離れた西岸の町ラハイナでも火災が発生。(市街地だったため、ここで多くの犠牲者が出ることになった。)

正午には、再び内陸部のクラで火災が発生、さらに午後 06時になってからも、別の場所で火災が起きたという。

 

火災発生当時、地元防災当局は警報サイレンを作動させておらず、住民の避難が遅れて被害が拡大した可能性が指摘されていましたが、17日、防災当局のトップ・ハーマン・アンダヤ氏が「健康上の理由」で辞任したと発表されました。

アンダヤ氏は前日の会見で、「警報サイレンを作動させなかったことを後悔していないか?」との記者の質問に、「していない。サイレンは津波からの避難を主な目的としている。もし作動させていたら住民は高台の山へ・・・、つまり火に飛び込んでいた」と答えていました。

ただ警報サイレンについて紹介するサイトには「山火事でも使用され得る」とあり、サイレンを鳴らさなかったことを正当化するような発言には批判が集まってる。

 

そして、壊滅的な被害を受けたマウイ島・ラハイナでは、住民らの立ち入りを制限して行方不明者の捜索を行ってきたが、地元当局は山火事の発生から3週間を迎えた 29日、捜索が終了したと明らかにしました。

地元当局は、行方不明者として確認されている 388人の氏名を公表し、このうち本人や親族など、200人ほどから連絡があったとしていますが、依然多くの人と連絡がとれておらず、山火事が発生した当時、海に飛び込んで避難していた人もいることから、海上での捜索は今後も続けるということです。

こうした中、複数のアメリカメディアは火災の原因について、接近していたトルネードの影響を受けた強風で切れた送電線が火元になった可能性があるとの見方を伝えています。

 

 

ラハイナ(LAHAINA)は、アメリカ合衆国ハワイ州のマウイ島西部にある町で、最も人気の観光スポットのひとつ。

1845年に首都がホノルルに移されるまでハワイ王国の首都とされていた。

捕鯨の拠点港として繁栄し、サトウキビのプランテーションによって栄え、歴史を感じる建物が通り沿いに多く立ち並び、アメリカ合衆国国定歴史建造物地区に指定されていた。

ラハイナのシンボル、バニヤン・ツリーも火災の被害に会っている。

 

 

マウイと言えば、WSFerにとっては憧れの地なのに・・・

山火事でまさか町が丸々燃え尽されるなんて・・・ショックで堪らない。

亡くなった方のご冥福をお祈りすると共に、一日も早く、日常生活が取り戻せるよう願うばかりです。

 

 

2023年 08月 31日

 

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