AIR ZONE

岡崎 友子 (おかざき ともこ)

 

出生地 神奈川県鎌倉市

居住地 ハワイ州マウイ島

地球の風と波をもとめて旅する旅人

プロウインドサーファー、

プロカイトボーダー

 

まぎれもなく日本を代表するウインドサーフィンのトップウエイブライダーである。

1990年代のハワイ・マウイ島フキーパビーチでは、ワールドクラスのウェイブコンテストで深いボトムターンからバーチカルにリップを果敢に責める華麗なライディングは小柄な彼女が一段と大きく写り、我々見る者を絶賛させた。

日本人の女性ウェイブライダーの草分け的存在として、今でも後輩育成の為の活動をしている。

現在もマウイ島を拠点にしながら今でもその情熱は衰える事はなく、多方面のエキサイティングなスポーツにチャレンジし続けている。

特にカイトボーディングには人一倍、情熱を注ぎ、技術向上には目を見張るものがある。

それもウインドサーフィンで培われたライディング感性があるからできる事かも知れない。

カイトボーディングはウインドサーフィンが走らない風域でも滑走が可能でビッグウェイブで乗るような緊迫感があり、平水面でも高いエアーが楽しめる。

ヨーロッパからブレイクし、今世界中に広まり始めている。彼女は言う、「このスポーツはまさに" Freedom " そのものだと!」だから[毎日が楽しくて仕方がない!」

ウェイブライダーである彼女がカイトボーディングでバーチカルなライディングを見せてくれる日も、そう遠くはないだろう。

我々も彼女の今後の活躍に期待したい!

 

岡崎友子さんのホームページ :

 

Tomoko : 旅って場所が綺麗なのも大事ですけど、その土地の人に親切にされると余計好きになりますよねぇ。

だからもぉ~、来るたんびに石垣はさらに好きになってきて、「また来たい、また来たい」ってなりますねぇ。ホントに。

Director : パーフェクトなマウイから来る位だから・・・

Tomoko : そうですねぇ。

Director : よっぽど・・・

Tomoko : でも私だけじゃなくて・・・

こないだマウイから 4人で来ましたけど、み~んな「最高ダ!!」って言ってましたよぉ。

Director : おそらく、日本じゃないって言うか?・・・

Tomoko : う~ん。日本・・・、

「日本でこんなのがあったのか」って言って、ほんとにビックリしてましたねェ。

でェ、今回私1人で来たら、みんな「何でお前だけ」って言ってましたけどねェ。

Director : なるほどねェ。じゃ~、久々にこういう風景に会えた訳ですねェ。

Tomoko : ねェ~、ホントに。綺麗ですよねェ。

マウイでもこんなに青く無いですからねェ。

カイト無くても、ただただ泳ぎたいって感じですよねぇ。

Tomoko : すみませんねェ~。あんまり出来なくてェ。

Director : どうでした?

Tomoko : う~ん、難しいかな? (笑)でも、気持ち良いです。

Director : インとアウト随分ちがいます?

Tomoko : う~ん、ちっとガスティ、何かねぇ、

風がオンぽいとステェディなんですけど、今日ちっとサイドじゃないですか・・・

 

Director : サイドですねぇ。

Tomoko : だから、

(風が)色んな所から来るみたいで・・・。

なんか、「飛ぶかなぁ~」って思うと飛ばかったり、「飛ばないかなぁ~」って思うとおっとって思うより飛んだり・・・

Director : こっちは、右手はこぉ~、

オンっぽいけど、向こうに行ったらサイドっぽい。

Tomoko : そうなんですよねェ。

 

Director : なんか、アクセラレーションになってるみたいだよ向こうが・・・

Tomoko : あ~ぁ、そうかも知れない。

Tumura : ちっとガスティ?

Tomoko : ちっとガスティでしたねェ。

あとはねェ、干潮になって来ると、迷路を探るみたいに、おっとっとって・・・

Director : そうそう。

Tomoko : ちっと恐かったですけど・・・

Tumura : でも、気持よさそうだった。

Tomoko : 気持よかった。1人っきりで、プライベードビーチみたいで、ねェ(笑)・・・

津村さんは、毎日これなんですねェ。まったく(笑)・・・

Tumura : そうそう。寂しく無いよォ、別に 。

Tomoko : 良いですねェ、全然寂しく無いでしょうねェこれだったら(笑)。

もぉ~(笑)、王様の気分ですねェ。

 

Director : 王様です(笑)。(カメラを向ける)

Tumura : 王様です、へへへぇ(笑)。

Tomoko : 貢ぎ物持ってこないと 、 みんなで(笑)・・・

Director : 最高のゲレンデですねェ

Tomoko : ホントに、最高ですねェ。

Tumura : やっぱり、あの~、高さも綺麗に取れてるから・・・

Tomoko : う~ん、でもねェ、やっぱりこれだとあの~、

高さ飛ばなくてもなんかフヨフヨ浮いてて、着地のバランスが・・・

なんかあれっとかっていって難しいですねェ・・・

Tumura : まぁ~、スカスカって感じじゃ無いよねぇ。

Tomoko : うん、ビヨョョョョ~ンって感じで・・・

Director : 始めて出されました?このボード。

Tomoko : そんなこと無いです。うん。でもねェ新しいから・・・

だから、余計に珊瑚に当てたく無かったんで・・・楽しかったです。

これでも、真っ青だったらもっと綺麗ですよねェ。

Director : そぉなんですよねェ。

Tomoko : いゃ~あの、津村さんは、とっておきの場所があるんですよォ、

ここ以外にも・・・もォ~ねェ、夢の島みたいな感じの。

Director : あァ~、向こうの・・・

Tomoko : 浜島とか・・・ねェ。

Director : 有りますねぇ。

Tomoko : ぜひ、次回。

Director : ねェ。

Tomoko : 連れて言ってもらいたいなぁ~って思って・・・ 狙ってるんですけど。

こないだ来た時も、みんな乗りたくて乗りたかったんだけど、行くたんびに風が無くて・・・

Director : その場所が?・・・

Tomoko : その場所はシュノーケルで終わったんですけど・・・

Director : 結構、あれでしょ?

あのォ~・・・砂で・・・

Tomoko : そぉ。砂の・・・、だから砂越したりとか、

砂ピシィっとか行ってやったりとかして・・・

水も、もォ~、なんか絵の具みたいでェ・・・

Director : そォ~ですねェ。

Tomoko : でも、ここは始めてっで、凄いですよねェ・・・

こっから、川平湾まで上っていったんですよぉ、こないだ・・・

Director : あぁ~、向こうまで。

Tomoko : うん。

Director : ほとんど、リーフの中でしょ?

Tomoko : そうですねェ。うん、リーフの中で・・・

そんときは全然、波は無かったれど。

川平湾のポコポコした中を、こォ~、ちょっと・・・

Director : 島の・・・

Tomoko : 中までは、入らなかったけど。

Director : 風落っこちますよねェ?中だと?

Tomoko : 中だと凄いガスティになる。

だから入ってる、ふり似・・・ぐらいの絵になって・・・でも、いい所一杯ありますしねェ。

Director : ありますねェ。

Tomoko : 何しろねェ、ここにセッティングしておいて、シャワー浴びて、

昼寝して、御飯食べて、又、行くかっでもォ~、こんな贅沢は有りませんよ、ウインドもそうだけど。

Director : う~ん、確かにねェ。

 

Tomoko : 普通はどっかに行って、車パーキングして 、出して来て、歩いて・・・そいで寒~いってやってるんだから。

だからほんと、私も・・・友達・・・そんなお金持ちでも何でも無いですけど・・・友達・・・

家族が要るんだったら、ここ来た方がいいよォ~って・・・

Director : たしかにねェ。

Tomoko : そしたら、子供も遊んでられるし、奥さんもニコニコだし・・・ねェ。

Director : お子さんも夜、なんか戻りたく無い様な感じで・・・

Tomoko : そうでしょうねェ。

Director : やだって。

Tomoko : そうですよねェ。私もイントラのあの仕事やりたかったですもん。

でも、踊れないからダメ。(笑)これはチットかんべんって感じで・・・

Director : 必修項目ですからねェ

Tomoko : ねェ。あれはチット出来ないですねェ~。

みんなに帰れって言われちゃいますねェ。

Director : でも以前、ウェイブライディング・・・

ウインドやってこられて、もちろん、今はカイトをやってて・・・

Tomoko : でも、まだウインドもやってますげどねェ。はい。

Director : まァ~、両方いい所ありますよねェ。

Tomoko : 今、「何でカイトが楽しいか?」

って言うとウインドも最初の時って毎日、今日はこれが出来た今日はこれが出来たってあると思うんですョ・・・

カイトも毎日それで、夜、じゃあ明日ここはこれが・・・ってあるじゃないですか・・・それが楽しんですよ。

でも、波の中とか入るとまだやっぱりウインドの方が安心感がある。

カイトだとちょっと恐いし・・・、あとウインドの方が女の子も多いから、楽しんですよねぇ一緒に乗ってて・・・

だから、ビーチが違うと1人で寂しいからタマにウインドやったりとかしますけど・・・

あと、平水面でウインドじゃ、ちっと物足りないなァ~って時に、カイトだったらトップスピードで入って来るような恐さが有るんですよねェ。

最初の内は・・・

 

Director : 確かにありますねェ。

Tomoko : ドキドキしちゃって・・・

それが楽しみですよねェ~。

あと、もォ~、

なんか沖まで自由に行けるのも・・・

Director : 確かに。

Tomoko : 沖まで行って、この景色見たらもォ~、ねェ~、

「神様ありがとォ~」って感じですよねェ。

Director : こっからの風景って綺麗ですョ。

Tomoko : スッゴク、綺麗ですョ。色も、色んな色があって・・・

珊瑚もねェ、透き通ってこォ~、丸~い珊瑚とか見えるんですよねェ。乗りながら・・・

あと、高さ飛ぶと・・・今日はそんなに飛べなかったけど・・・

Director : 今日は向こうの下の方で、かなり高く飛びましたけど?

Tomoko : そうですねェ。あァ~、でもねェ、

もっと高く飛ぶとホントに飛行機から見てるみたいに、岩とか海藻とか見えるんですよねェ。

そうすると、おォ~、良く飛んだなァ~って感じで・・・

Director : そこは、ウインドにはないですよねェ。

Tomoko : ないですよねェ・・・

あと、ウインドだと、こォ~ゆう感じですけど、カイトの場合、こォ~2ステップなんですねェ。

Director : 確かにブローが・・・強くブローが来ると、

一回下がるんだけど、又上がるんだよねェ。

Tomoko : そうですねェ。上がるんですよねェ。

Director : こないだ、ロベールがやってました・・・

上がって、下がったかなって思ったら・・・次のブローが来たら一気に上がりましたねェ。

Tomoko : ロベールも凄いからなァ・・・

こっから向こうまで吹っ飛んでったりしますからねェ。

Director : でもねぇ、逆に又(カイトで)ウェイブライディングとか出来る様になったら、

もっともっと凄いですねェ。

 

Tomoko : ねェ、やってる人いるんですよねェ、

最近は。でェ、ウインドだと、出れない日ってあるじゃないですか、もォ~、クローズしちゃって・・・風弱くて・・・

そういう日でもカイトって出れるんですよォ。

ジャイブがないでしょまず・・・あと、スープをジャンプで越えられるんで・・・

Director : 必ずねェ・・・

Tomoko : スープの前で「クッ」ってジャンプして、

ビッガージャンプしたら越えちゃうから・・・

こないだ、ダブルマスト位の時に5人位出てって・・・

Director : 簡単に越えられますねぇ。

Tomoko : うん。でもその代わり、(波に)巻かれた時はウインドより危ないですねェ。

これで(ライン)、こんなになっちゃったら(手などに巻き付いたら)・・・もォ~それでカイトがあがっちゃったら手切れちゃうし・・・だからホントに気をつけないとダメですねェ。

Director : その当たりはちゃんと気をつけて、ねェ・・・

Tomoko : そぉ。もォ、カイト絶対に落としちゃいけないとか、

もし、何かあったらその海の中から泳いで返って来れる自身が有れば、ついてけるし・・・

あとねェ、ナイフをここに持ってるの(ハーネスの背中の部分にベルクロで取り付けている、梱包のヒモを切る様なナイフ)。

Director : あァ~。

Tomoko : これで・・・もォこうやって・・・

Director : 出せる様になってる?

Tomoko : 出せますよォ。

もォ、1回だけ私やったんですけど、ワインディングに糸(ライン)が絡んじゃって・・・

Director : はい。

Tomoko : こォ~やって、こォ~やって(実演)、

これで、シャって切るみたいな・・・

だから、手は切らないけども、これでさっと引っ掛ければスパッと切れます。

Director : でないと、持って行かれますよねぇ。

Tomoko : そうですねェ。

もォ、それで指とか絡まっちゃって・・・

あの~、カイトが上がっちゃったら、ホントにもォ~、こォ~、食い込んで取れないんですよねェ力がずっと入るから、そしたらホントに切れちゃうから、どうしてもパッと(ラインを)切らないと・・・

Director : まァ~、楽しい物の裏にはねェ・・・

Tomoko : そうそう。

Director : 色々危険が・・・

Tomoko : 色々ねェ。ウインドもそうですよねェ。みんな怪我するから・・・

得に、カイトはまだあの~、始まったばかっりだからどんな危険が有るかだとか、まだよく分かってなくてみんな結構、怪我してるんで気をつけないと・・・

Director : その当たりは、ドンドン改良されて・・・

Tomoko : そうですねェ、最初の内は、リーシュは無いは、

板のリーシュは無いはでもォ~、あと、リーシュを付けたら板が頭に飛んで来たはで、もォ~大変でしたよォ。

(急に)凄い、綺麗・・・

 

Director : うわ~、これですよォ。

Tomoko : ねェ、これですよォ、ねェ。

Director : 異常ですよォ、このブルー。

Tomoko : 綺麗、最高!!・・・うわ~、綺麗。

これだったら、風弱くてもただ、走ってるだけで幸せになっちゃいますよォ。

Director : 津村さんこんな所に居るんですもんねェ。

 

Tomoko : ねェ。こんな所にコッソリ居て・・・見つけて良かったって感じですけど(笑)・・・ホントに綺麗・・・

Director : 凄いですねェ・・・別世界ですねェ、さっきと。

Tomoko : ねェ。ホントに綺麗・・・

Director : あそこのブルーが凄く良いんですよォ。

Tomoko : ホント、あァ~あの奥のねェ。

Director : そうそう。

Tomoko : あと・・・

Tumura : もうチット潮があるとねェ・・・

Tomoko : そうですねェ・・・あのねェ、あっち側も凄く綺麗なんですよねェ。

Director : 向こう側が?

Tomoko : 岩の向こう、あっちも凄く綺麗ですよねェ。

Director : 異常ですよねェ、ここ。

Tomoko : ホント。日本とは思えないですよねェ。

 

" AIR ZONE " 見てる方、カイトをしてみたいと思ったら、ぜひ、レッスンを受けて、あのォ~、最初に自分でやろうとすると、ちっと間違った事すると吹っ飛ばされて恐いって思っちゃう方も有るかも知れませんけれども、レッスンを受けるとすぐ1日が2日で出来る様になっちゃいますから、女の子も男の人よりちっちゃいカイトを使えばすぐ出来るんで、私も最初は3(カイトのサイズ)しか使いませんでしたから。

 

ちっちゃなカイトで最初はやって、でェ~、あのォ~、リュック背負ってボードっ抱えて軽い感じで・・・石垣みたいな所ですぐ上手くなっちゃいますから、ぜひ、やって下さい。

 

 

Series   :   # 066

 

 

 

title  : Freedom 2

 

初回放送 :   2003年 07月 11日 / #055 再放送

 

取材協力 : 

 

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