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* これらのテクニックは " 強風サイバーコントロール " のビデオで紹介されています。
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前回の強風プレーニングバイブルに続くという事で今回は「バイブル 2」をお送りします。
前回は、ハイウインドでのボードコントロールを説明しましたが、今回はセイルに関する強風下でのコントロール法を小玉欣一選手の解説でお送りいたします。
長年スラロームレーシングにおける小玉欣一選手の走りやテクニックには定評があります。
専門誌での解説などが多い事もありジャパンサーキットでも大活躍している小玉欣一選手はこの強風テクニックの最強のプロフェッショナル解説者だと思います。
撮影現場での強風の風は 10m ~ 15m で海面はチョッピーで正直言ってグシャグシャの台風時の風波と変わりないほどとても一般的には乗りにくい波ですが、小玉選手にはタイトル通りにトライしてもらいました。
そして風的には 5.8m2 くらいがジャストセイルなのですがあえてオーバーセイルのセッティングになるようにして、ノースの 6.6m2 を使用、ボードはミストラルの SLE280、フィンはカーチス32でセッティング全体としてはかなりのオーバーコントロール状態です。
強風下での海面はかなりのチョッピーな状態なのでより下半身を柔軟に保ちながら且つ重心をうまくボードに乗せて走る事はかなり慣れないとうまく出来ないものです。
そして今回のセイルコントロールはボードコントロール以上に上級者レベルのテクニックが必要になります。
なにせ、オーバーになる風の中を走る訳ですからそう簡単とはいかないですね。
ブローが強すぎるとそれに増してゆく、スピードの恐怖感でついセイルを開いてしまいます。
小玉選手いわく、あまり強いブローがセイルに入っても怖がらずにハーネスに体重を預けながらセイルを閉じる事が重要だそうです。
ブローで急激にセイルを開くとボードの進行ラインからラフ状態になってしまい誤ってボードが舞い上がってしまったり不安定な走りになりがちなので極力がんばってボードの垂線長上にセイルパワーを載せる様な走り方が理想だそうです。
最終的には慣れですが、そう毎回強風下で走れる訳ないので上達もうまくいきませんですね。
精々台風の時などですがある程度のテクニックは習得したいものです。
Series : # 073
title : シーズン到来! 強風プレーニングバイブル 2
初回放送 : 2003年 08月 29日
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