AIR ZONE
カイトボーダー『クリスト・フルーシーン』は在日中にカイトの大会にゲスト参加した。
大会は3日間ほど千葉県の九十九里海岸で行われ日本人プロはもとよりハワイからも参加ライダーが集まった。
唯一フランスから初めて参加したクリストフ選手の名前を今大会で初めて耳にするギャラリーや大会関係者も多かったようだ。
たしかに日本では一般的にハワイのカイト情報などは入りやすい環境にある為、ハワイの最新情報や道具が一番進歩しているように思われがちだが、ヨーロッパにはカイトメーカーも数多いのだ。
ヨーロッパのカイト人口はもちろんハワイ以上に多く、飛び抜けてカイト人口が増え続ける傾向に向かっている。
近年、オゾン層の破壊や温暖化現象など地球規模のエコロジーが叫ばれているがこのような世界的な運動もヨーロッパから広まった事もあり。自然の風を動力として楽しめるこの種のウインドサーフィンやカイトサーフィンの自然志向スポーツが人気度を増している。
そして、ヨーロッパではカイトサーファーがプロ活動する場が必然的に整って来ていて、メディア映像の注目度も高まりつつもあるのだ。それ故にカイト技術的にも平均的にかなり高い。
当初、大会に参加したクリストフ選手も日本ではほとんど無名に近い状態であったが、アマチュアでありながら、アマチュアレベルはすでに超越したクリストフ選手の技術は「(日本の)自分はプロだ !」と自負している名ばかりのライダーとは格の違いさえ感じさせる。
優美でマルチな身のこなし、得意とするビッグウエイブライディングに極めつけは息をのむような高く飛距離がある長いジャンプなど、見ているだけで新鮮にさえ感じる。
動きは華麗な線と円の融合から生まれる爆発的で、クイックなアクションは今後もっと進化していくのだろう。
フランスからの長旅や時差の疲れなどにもめげずに大会中は楽しめたとクリストフ選手は謙遜して言っていたようだがほんとうだっただろうか?
今後、彼のようにフランスでは有名でも日本で無名(ただ大会関係者が知らなかっただけ!)の選手やが来日する場合に大会関係者全員が心良く招待してくれるだろうか?かなり疑問が残る。
クリストフ選手以外に海外の選手が番組のHPに日本のカイト状況や大会の事についての問い合わせメールがしばしばあるのだがこの状態だと答えようが無いのだ。
そういえば、昨年の事だがクリストフ選手の大会参加において多少のトラブルが発生していたのが残念で仕方がない!。
実はある大会関係者がクリストフ選手の参加を拒んでいたが、勇気ある一人の理解ある大会関係者によって参加することができたという事実があった。
今時、ずいぶん閉鎖的な考えの大会関係者がいるものだ。
おそらく自己中的な目先の利潤しか考えない人間がする事であろう。
大会関係者ならもっとグローバルに大会を考えて開催して欲しいものだ!。
その当時の日本カイトボード協会には全く非はないのだが、どうも取り巻く環境に問題がありそうだ。
クリストフ選手が参加した大会は唯一日本全国から集まるカイトボーダーの為の日本カイトボード協会主催による大会と言う事なので、 番組『AIR ZONE』では初来日のクリストフ選手の大会取材を予定していたのだが、前日、大会関係者にその旨を聞いてみると予想もしない答えが返って来たのだ。
それはなんと奥歯にモノのはさまったような歯切れの悪い、理解しがたい答えがかえって来た。
つまり簡単に言うと「取材されると困る」っというのである。
またしても閉鎖的であり、取ってつけたような理由にも思われた。
のちの情報によると、その大会関係者は某カイトメーカーの販路拡大を年に一度のその大会にかけていたらしく、他メーカーのライダーが大会に割り込み、しかもクリストフ選手や彼の使用している道具の知名度が番組で上がる事への恐れから、この様な考えになったらしい。
その為、問題がややこしくなる前に大会当日の取材をあきらめる事にした。
大会当時の協会は理事や役員がまだ正確に決まっていない状態で不安定な運営の為のトラブルが少なくなかったと聞く。
現在はそれらを一掃して新たな日本カイトボード協会としてスタートし始める事になったのである。
もちろん、放送メディアの番組として、少しでも日本のカイトボーダーに日本カイトボード協会の主催する大会を伝えていきたいのであるが、未だ取材依頼の話を聞いた事がないのである。
そしてクリストフ選手には、後日三浦海岸で素晴らしいライディングを披露してもらったのである。
クリストフ選手は今後が楽しみの素晴らしいカイトサーファーです。
千葉の大会において色々とクリストフ選手の大会参加にご協力していただいた、ご理解ある大会関係者並びに日本全国の多くのファンの皆様にこの場を借りて番組より 感謝を申し上げたい思います。
そしてクリストフ選手からのカイトトリップの映像が番組宛に届きもしたら、又紹介したいと思います。
カイトボーダー『クリストフ・ルーシーン』がフランス人としてはロベー得
Cheristophe Rhussin 2002年度 掲載誌一例
01月 新聞 MIDI LIBRE
02月 KITESURF MAGAZINE National 1 ページ 特集
(タイトル:フランスジュニアチャンピオン)
KITE MAGAZINE ITALIE 3ページ 写真集
03月 地元雑誌 GRAND MOTTE / 地元雑誌 CARNON
04月 KITESURF MAGAZINE NATIONAL
ハワイ遠征の写真特集掲載
07月 ウェブサイト ”3DKITE.COM" 写真掲載
KITE MAGAZINE 1ページ カイト用品広告
08月 KITE MAGAZINE 1ページ カイト用品広告
09月 新聞LAPROVENCE
12月 KITESURF MAGAZINE ボードに関するコメント記事掲載
協力
ロングアイランド
神奈川県・三浦海岸沿いにあるロングアイランド。
店の前がゲレンデなので、毎日の三浦海岸をチェック! オーナーが長年ゲレンデを見ているので、風予想も当たる確率が高い・・・!
Shopもリニューアルして、Kite・Wind・Wake・Snow・Wearや小物類なども豊富に取り揃えています。
茂作
合掌造りの外観は、新潟に明治初年度に建設された建物を25年前に移築してきたお店です。
三浦海岸駅より徒歩約10分の海沿いのお店です。
営業時間
平日 ) AM 11:00 ~ PM 03:00
PM 05:00 ~ PM 09:00
日祭日 ) AM 11:00 ~ PM 09:00
休日 ) 月曜日
お問い合わせ : 046-888-5188
Series : # 102
title : Cheristophe Rhussin
初回放送 : 2004年 03月 19日
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