トルコ大地震
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02月06日、トルコ南部 の シリア国境付近 を 震源地 とした M7.8の大地震 が発生しました。
報道によると、多数の建物が崩壊し、トルコ で 4万4218人 、隣国シリア で 5914人 と、合わせて 5万人以上の死亡が確認 され、アパート 60万棟以上、商業施設 5万棟以上が大きな被害を受けました。
トルコでは過去の地震で建築基準が強化されていたが、新しい建物が倒壊した例も多く、基準が徹底していなかった疑いがある。
現地の専門家は、「建築確認申請を出していませんから施工管理をする会社にも連絡が行かない。勝手にどんどん進んでしまっている。エンジニアもろくにいない。(トルコにある) 2100万棟のうち 60%は無許可、無届けの建物 です。」
さらに、そういった安全基準を満たさない建物であっても、 税金 を 払う ことで 正式 に 使用許可を得られる「恩赦制度」が存在していて、それも改善しなくてはならないと訴えています。
その様な不法建築にせいで建物の上階から重なるようにつぶれる「パンケーキクラッシュ」が相次いだことで、捜索救助活動も極めて困難になっている要因とされている。
今回の大地震で倒壊した建物の建築にも問題があったとして、これまでに 200人近くが逮捕 された。
ボズダー法相は 25日、数千棟の建物で証拠を収集したと述べた。
緊急事態当局によると、地震で倒壊した建物は、被災地の一部の地区で、建物自体に問題があった可能性が指摘されている。
現在 100万人以上の人たちが避難生活を余儀なくされている。
現地では衛生環境が悪化するなど悲惨な状態が続いているそうです。
この地震は日本でも注目度は高く、トルコ大使館や国連、日本赤十字社などで募金を募っています。
しかし、英 BBCの報道によると、TikTokライブで被災地の写真やテレビの報道映像を映しながら「トルコを助けよう」とか「トルコのために祈ろう」、「地震被災者のために寄付をしよう」などと呼び掛けているネット詐欺が横行しているそうです。
「トルコの地震災害で被災された方々に届くよう、支援キャンペーンを開始しました」と、ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨の口座が記載されているツイートや、SMSなどで、偽の募金サイトへ誘導する手口もあります。
( 人の善意につけ込んで・・・悪さをする人は一定数いるんですね。何と言うべきか、情けない・・・)
募金する際は、安易にその場の雰囲気 で募金するのではなく、 慎重に内容を確認 する必要があります。
2023年 02月 28日
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