AIR ZONE

北部州に来てもう三日目になる。

 

マラブーを拠点に風の入りのベストはプームビーチ以外にはなく・・・いやあるかも知れないのだが探している時間の事を考えると、乗る事を優先に考える事にした。

　実は丸森、大島両プロは三日後のニューカレドニアで行われるワールドつまり世界大会出場の為の合宿もかねての今回のトリップなので、どっぷりと旅気分に浸っているわけにはいけないのである。

特にトレーニング中の丸森プロはいつも以上にハイテンションでライディングとジャンプに気合が入っていた。

とにかく紛れもなく日本の代表として恥じないパフォーマンスを見せてほしい。

 

ここプームの滞在中は毎日のようにコンスタントに風が吹いた。大会が行われる南部はどうも風が吹いていないらしい。

大会前のトレーニングの仕上げにふさわしく日本代表にとってはまさしく追い風かもしれない。

大会の報告は後日の放送となる。ご期待！

また大島プロはもちろん大会出場であるが、彼自身、今回いくつかのボードテストも兼ねてのトリップなので各道具チューニングに時間をツイヤしていた。

このニューカレドニアは日本の風に比べて数段、いや極上のきれいな風に恵まれている。

きれいな風というのは風力、風速が一定でカイトをするにはかなりコントロールしやすい条件が整っている事と言う事。だから短期間での上達や道具のテストがスムーズにできてデーターが出しやすいのである。

ここで少し両プロを紹介することにしよう。

 

 

 

丸森比紗人　　まるもりひさと

日本に最初にカイトボーディングを導入し、現在業界の発展と普及に貢献、現在デモ、インストラクションや安全なカイトボーディングの普及にも活動今回ニューカレドニアのワールドの大会出場の為、密かにこのプームにてテクニックを磨く。

 

 

 

大島 潤人　　おおしま じゅん

今回のトリップの仕掛け人。

三度の飯より大好きというカイトでのトリップは最高の満足を与えてくれる。

カイトボーディングの普及活動や専門誌の執筆など多忙の間のトレーニングはかかさない。

同じくワールドの大会出場の為、密かにこのプームにてレーニング。