AIR ZONE
4日目にしてやっとニューカレドニアでもっとも大きい町ヌメアに来る事ができた。
まだ夜も明けぬ暗いマラブーリゾートを4時に出発してヌメアに移動。到着した頃はもうお昼近くになっていた。
ナビゲーター&ドライバーのミスターM氏以外はみんな夢の中でかなり疲れきっていた。
本当に5時間以上はぐっすりと寝てしまっていたらしい。
走る車の外の騒音でヌメアの市街地だという事に気がついて起きる事が出来た。
とにかく昏睡状態ともいえる状態の睡眠からは徐々にしか目を開ける事が出来なかった。
さすがにニューカレドニア一番の町だ!北部州とは大違いである。
車から見るヨーロッパ調の風景は長旅の疲れを吹き飛ばしてくれそうでとても新鮮に感じられた。
白壁の建築物が多く立ち 並び、南太平洋の青い海が眩しい光をはなっている都市・ヌメアは、フレンチリゾートです。
本当に南フランスにきたような錯覚さえ起こしてしまうほどフランスなのです。
でも、ここは地中海のリゾートではなくまさに南 太平洋楽園なのです。
車内に入り込む眩いばかりの光や風もどこか違う楽園なのだ!っと思いつつ、次の瞬間、非常にコーヒーが飲みたい気分になってきた。どうやらも先ほどコーヒーショップらしき前を通ったらしい。
車がホテルに着くのはもうすぐだと言う。ひとまず安心した。
明日からは最高のカイトゲレンデで有名なエスカパード島に移動する予定。
ニューカレドニアを広く日本に紹介したのは、森村桂という作家である。
『天国にいちばんちかい島』を森村さんが小説にするまではニューカレドニアはニッケル鉱の産地(日本人移民も多い)としてほんの一部の人に知られているにすぎなかった。
ウインドサーフィン通にとってはあまりにも有名な島である。
日本からもっとも近いフランス領は、南太平洋にあるこの島である。
● 談話 ● ディレクター
もっともフランス的雰囲気のあるアンスバータの町にはウインドサーフィンで一番人気のアンスバータビーチがあります。
よくトップレスに遭遇します。
ビーチサイドにはホテルが立ち並び、食べ歩きやお土産品などアンスバータはフランスそのものです。
ナンバーワンというニューカレドニアの地元でポピュ ラーなビールを飲みながらウインドやカイト三昧の終日に見る夕日は何物にも代え難い最高の気持ちにさせてくれます。
フランスでウィンドサーフィン人気はハワイ以上のものがあります。
余りにも有名なウィンドサーフィンで国民的ヒーローのロベールテリテオはここニューカレドニア出身のワールドカッパーです。
ロベールテリテオのライダーパートナーといえばマノロバレーである。
彼も、もちろんワールドカッパーであったが現在はカイトのプロに転向したのである。
ニューカレドニアでは飛ぶ鳥をも落とす勢いのスーパーヒーローで小柄な体でとてつもないジャンプをカマしてみせる。
私も数年振りに会ったのだがお互い懐かしく相変わらず気さくでした。
こちらからアピールすると何度も沢山のアクションをしてくれて良いショットができました。この様子は近日放送予定お楽しみに!
日本からも毎年多くのウインドサーファーがニューカレドニアに風を求めてやってきます。
その数は毎年多くなってきてます。
● 談話 ● カメラマン
Series : # 049
title : Kave Kite Trip in New Caledonia / Noumea
初回放送 : 2003年 03月 14日 / #007 再放送
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