AIR ZONE
小玉 欣一
( こだま きんいち )
1968年 愛知県出身
プロの世界においてカスタムボード(自分専用に作られたボード)が常識のプロの世界で、常にプロダクションボード(市販で売られているボード)で戦い、トッププロとして活躍し続ける。
彼の妥協を許さない走りやテクニックは、専門誌などでも取り上げられていて、プロとしての技術の高さは超一流である。
一般ユーザーと同じ道具でプロの大会に出場し、常に上位入賞を果たしている彼のテクニックは、最もアマチュアのお手本になるであろう。
小玉プロが運営しているクラブハウス :
ウインドサーフィンをしている者にとって初めてボードが水面を進んだ時の感動は何年たってもはっきりと覚えているものです。
もちろん今の方が遥かにレベルも上がっていると思いますけど・・・
その頃は、周りのすべてのウインドサーファーが神様に見えたものでした。
颯爽とビーチスタートでアウトに出ていく様を見て、「なんてカッコいいんだろう」っと思ったりして、自己嫌悪に陥ってしまう事も少なからずあったと思います。
幾ばくかの壁を乗り越えここまできたのだから、少しは自分の事を誉めてあげる事にして、今回の「南の島でウインド三昧もシリーズ4」は「パートナーとミニレースをする」と題してチャレンジする事にしよう。
ウインドは十分に一人でも練習出来るのだがスラロームのテクニック上達に関しては一人より二人以上の方が上達も加速すると僕の経験からして思います。
もちろん自分の中でイメージを高める為にビデオ映像をインプットして、何度も繰り返し見る事も効果的に上達が増します。
基本的な事をしっかりと学び、そしてそれをベースにアレンジしていくのです。
大事な事は自分より一歩先をゆく上達している人をじっくり観察する事。
その事で自分との違いを発見し、自分のテクニックを修正していくのです。
出来る人は、意外に自慢したがるものです。
そこで、自慢する事を逆手にノウハウを引き出し自分のバイブルにしましょう!!
そうなんです、「盗む事もテクニックの一つと考えましょう!!」
ライバルであるなら、なお更、肝心要の事は教えてもらえないかもしれませんけど・・・
スラロームのジャイブ成功・達成を目標に今回のパートナーとミニレースをするのは、一人でジャイブを練習するよりもパートナを組んでお互いジャイブ進入角度のラインを読み、ブロー(風の入り)や風波の事までも把握しながら、ただ単に風下に回航するのではなくもっと意識的に回り込む。
その為には、マークを浮かべそれをターゲットにジャイブ回航すると上達の近道になる。
基本的にはフィギアエイトつまり風上と風下にマークを置き、八の字を描くようにして走ります。
今回、小玉選手のパートナーを勤めてくれるのは、ジゲンこと合志明則倫(ごうしあきのり)選手です。
番組時間の関係上二人の走りは次回の放送に公開する事にして、その前に彼らに、今回のミニレースについての趣旨やその他もろもろを風が上がるまでの間、語ってもらう事にしました。
Series : # 015
title :
南の島でウインド三昧 !!
Series 4
初回放送 : 2002年 07月 12日
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