歴史的な事件から 60年

2023年11月22日で 60年 を迎える「ケネディ大統領暗殺事件」

いまだ謎多き事件として人々の心に刻まれている。

" ジョン・フィッツジェラルド・ケネディ " は、アメリカ合衆国の 35代大統領

名前のイニシャルをとって「JFK」または、通称である「ジャック」と呼ばれることが多い。

 

1960年アメリカ合衆国大統領選挙で民主党の大統領候補として指名を受け、対立候補の共和党のリチャード・ニクソンと歴史的な接戦の末にわずかな票差で破って当選し、翌 1961年 01月 20日 35代 アメリカ合衆国大統領 就任 した。

20世紀生まれの最初の大統領にしてトリック教徒でアイルランド系アメリカ人としても最初の大統領であり、大統領就任時の年齢は 43歳、ケネディは就任当初からアメリカ国民に期待されていた。

事件は、1963年 11月 22日 金曜日、現地時間 12時 30分にテキサス州を遊説中のジョン・F・ケネディが ダラス 市内を パレード中銃撃 され 死亡 した。

約 1時間後に逮捕され犯人とされた 元海兵隊 リー・ハーヴェイ・オズワルド は 2日後にダラス警察署で警官や報道陣に取り囲まれる中、ナイトクラブオーナー ジャック・ルビー による 銃撃死亡、法廷に立つことはなかった。

翌年に出されたウォーレン委員会の公式調査報告は事件はオズワルドの単独犯行として大統領は後方から撃たれたと結論づけた。

 

しかしこの調査報告に対して数々の疑惑と反証になるライフル銃の軌道や周囲の状況証拠や証言が出るなど長年、真相についての議論が続き、白昼に多くの人々が見ている前で起こった衝撃的な銃撃による現職大統領の暗殺。そして、犯人がすぐに捕まり殺害される意外な展開など、その後に暗殺の動機も背後関係もわからず多くの謎を残したまま捜査が終了したことから数々の陰謀説が出て、事件から半世紀が過ぎてもなお論議の的となっている。

 

この20世紀最大のミステリーは、ここ数年で未公開だった情報が続々と開示され、バイデン政権は今年までにケネディ暗殺に関する機密文書 1万3000件以上を新たに公開、米国立公文書館によると暗殺に関する文書全体の 99%が一般公開され、これまでのところ、陰謀があったことを示す証拠は見つかっていないと語っている。

しかしケネディ暗殺から 5年後の1968年 06月、実の弟である「ロバート・フランシス・ケネディ」も暗殺されている。

カリフォルニア州での予備選挙に勝利した直後の 05日、ロサンゼルスのアンバサダーホテルでの予備選の祝勝会で演説した後、会場を出るための近道として調理場を通る途中に難民でエルサレム出身のパレスチナ系アメリカ人、サーハン・ベシャラ・サーハンの銃撃を受けて右脳を損傷し、翌 06日の早朝に死亡した。42歳没。

 

一方で、一族は今もなお米政界で存在感を示し、長女のキャロライン氏 (65) は駐日大使を経て駐オーストラリア大使に、おいの弁護士、ロバート・ケネディ・ジュニア氏 (69) は来年の大統領選に出馬している。

 

何が真実なのか?  真相が明らかになる日は?

そのまま闇が続くのかも・・・

 

 

2023年 11月 30日

 

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