デング熱
今年の夏、関東地方で発生している
デング熱の感染が広まっていることが問題となっています。
東京都では 2014年 08月 28日に、新宿区の医療機関から、「 海外渡航歴が無い人間からの
デング熱患者の届出 」が新宿区保険所に提出されたことが分かり、都内で初の感染者が確認されました。
この感染者というのは、前日に埼玉県で確認された患者と同じ学校に通う学生で、今回の東京都の人と埼玉県の人はいずれも発症前に「 代々木公園で蚊に刺された。」と言っているそうです。
このことにより、代々木公園の大半は閉鎖され、門を閉じたり金網で区切られるという対策がとられました。
09月 06日・07日には代々木公園において「 日本 - インドネシア市民友好フェスティバル 」というイベントが閉鎖をされていない区域で行われる予定だったが、中止を決定する事となった。
この事により、新宿御苑側も 09月07日より当分の間、公園の閉鎖がされることになった。
昔は、この「 デング熱 」を「 テング熱、( 天狗熱 ) 」と間違えている人もいて、罹れば鼻が天狗のように腫れると思っていた人も多かったらしいです。
( 当たり前ですが、これは天狗とは何の関係もありませ〜ん。)
「 デング( dengue )」の語源は明らかではないですが、スペイン語「 dengue 」( 引きつり・こわばり )が由来という説があるようです。
症状の特徴としては、突然の発熱、頭痛( 一般的に目の奥の痛み )、筋肉や関節の痛み、発疹などである。
但し、デングウイルスに感染しても 8割は無症状で、それ以外も軽度の症状、例えば合併症を伴わない発熱症状がほとんどですが、5%の感染者では重症にまで発展し、さらにごく一部では生命を脅かすこともあるそうだ。
潜伏期間( 感染してから症状が出るまでの期間 )は 03日 〜 14日だが、ほとんどの場合は 04日 〜 07日であることが多い様です。
このため、デング熱の流行地域から戻ってきた旅行者が、帰宅してから 14日以上経った後で、発熱やその他の症状が出始めた場合、デング熱である可能性は極めて低いとされています。
皆さ〜ん!! パニックを起こさず、落ち着いて対処しましょうねェ〜!!
2014年 09月 30日
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