悪夢がよぎった瞬間

 

02月13日 23時 08分頃、福島県沖を震源とする 地震 があり、同県相馬市宮城県蔵王町などで 震度 6強の揺れ を観測した。

気象庁によると、震源の深さは 約60kmM ( マグニチュード ) は 7.3 と推定。

 

今回の地震は、「 沈み込む太平洋プレート( スラブ )内部の地震 」だと考えられていて、スラブ内地震は、深部で起こるため津波を起こしませんが、陸域により近い所で起こるため " 強い地震動を引き起こす " そうです。

このような地震に対し、10年前の 2011年 03月11日に起きた M9 東北沖地震( 東北地方太平洋沖地震 )がどのように影響したかは、今回の地震の発生メカニズムを考える上で重要だと言われています。

 

GPSの観測で明らかにされたのは、東北沖地震直後に地震前と比べて 「 陸域で 最大 5 mの観測点の移動 (変位) 」が生じました。

その後 10年間の観測で、引き続き 1.5 m変位したことが分かっています。

このような「地震後の変動」を 余効変動 といい、突然の地震変動によって生じた変形に対してアセノスフェアと呼ばれる深部領域が後から追随して流動的に動くこと(粘弾性緩和)の現れであると考えられているそうです。
 
普段は、地面が移動するなんてあまり考えない事だけど、今回の様に地震が起こると「 硬いのは表面だけでその下は、流動的に動いているんだ 」っと思う、( 色々とヤナことばかり連想してしまうから ) あまり想像したくない瞬間だ。

そういえば、今回の揺れ方も 10年前の様な ( 粘り気のあるって表現したら良いのか、 ) 揺れ方をしていたなぁ・・・


10年経ってもまだ余震と言われているし・・・「 まだ、終わって無いんだな 」っと改めて思う。



2021年 02月 28日

 

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