AIR ZONE
今回番組は鹿児島県の奄美大島に移動する。
奄美大島は鹿児島から南へ約380km下ったところにあり、周囲460km、面積720km2、日本の島としては沖縄本島、佐渡島(新潟県)に次ぎ3番目の大きさです。
日本で南の島いうと沖縄と連想するが、ここ奄美大島は意外に知られていないポイントでもある。
もっともサーフィンではとても良い波に遭遇するポイント(手広海岸など)がいくつかあり、ローカルの小・中学生のレベルもかなり高く、すごいライディングをしているので近づいて見ると小学生だった、なんて、びっくりしてしまう時もしばしば撮影中あった。
東京から2時間ほどでアクセスできウインドファンにはたまらない魅力の島である。
ウインドに適している龍郷町の前が奄美クレーターと呼ばれる。
(大昔、隕石が落ちた場所らしい・・・)
クレーターの形に良く似た大きく広い湾があり安全で快適に湾内でスラロームを楽しむ事ができる。
初心者でもできるセイルセッティングと題して番組では小玉欽一プロにプロとしてのこだわりのチューニングを 解説してもらった。
あのビヨンダンカーベックも「道具を生かすも殺すもチューニング次第だ!」といっているくらい大事な要素の一つである事を覚えておこう。
キチッとダウンテンションを引きアウトホールの微妙な調整を根気欲 する事で、セイルの性能を最大限に引き出す。
その事がボードの性能をハイレベルにする要因なのです。
ウィンドサーフィンは感覚の集大成的スポーツなので体調によって楽しく乗れたりそうでなかったりと中々うまく乗れるまで 地道な作業が続くのである。
風が吹き始めるとたたみ込むようにゲティングアウトして快感のあまり中々ビーチに 戻らないケースがあるのだが速く走る為にチューニングデーターをしっかりと記録している人ほど速い人が多い事は 事実として学ぶ事かもしれない。
ここで勘違いしてほしくないのはプロ並みの走りをしろ!と言っているのではなく、 楽しく快適にウインドを楽しむには自分を磨く事も必要だが道具を理解しチューニングする事で技術を今以上に高められる 事が出来る。
それは楽しい事につながる事。
楽しむ事を怠らない、それがウインドサーフィンの醍醐味へとつながると思います。
小玉 欣一 ( こだま きんいち )
1968年 愛知県出身
プロの世界においてカスタムボード(自分専用に作られたボード)が常識のプロの世界で、常にプロダクションボード(市販で売られているボード)で戦い、トッププロとして活躍し続ける。
彼の妥協を許さない走りやテクニックは、専門誌などでも取り上げられていて、プロとしての技術の高さは超一流である。
一般ユーザーと同じ道具でプロの大会に出場し、常に上位入賞を果たしている彼のテクニックは、最もアマチュアのお手本になるであろう。
小玉プロが運営しているクラブハウス :
Series : # 012
title : 南の島でウインド三昧!!
初回放送 : 2002年 06月 21日
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