東京湾でクジラ ?!

 

06月中旬から後半にかけて東京湾北部でクジラの目撃情報が相次いでいて、海上保安庁は付近を航行する船舶に注意を呼びかけている。

 

第3管区会場保安部によると、最初にクジラの目撃情報が寄せられたのは、18日午前07時15分ごろ。

東京ゲートブリッジ近くの葛西臨海公園 (  東京都江戸川区 ) 沖を航行する漁船の漁師から、「 体長 約15m のクジラを見つけた 」という通報が東京会場保安部に寄せられたという。

 

 

「 つり船 内木 」( 千葉県船橋市 )を経営する 内木 章人さん(47)

は、24日午後03時過ぎ、東京湾アクアラインの海ほたるパーキングエリアから北数キロを航行中に目撃。

「 1頭が十数回、ジャンプを繰り返しているのが見えた」と話した。

 

18日以降は、クジラの目撃情報が計 10件寄せられた。

海上保安部の担当者はクジラの頭数や種類などは分かっておらず、「 東京湾の奥でクジラが目撃されるのは珍しく、同じ個体の可能性もある 」と話している。

 

 

しかし、相次ぐクジラの目撃は「大地震の前兆」ではないかと噂になっている・・・

何故かと言うと、最初のクジラの目撃のあった18日朝には、大阪府北部を震源地とする震度 6の大阪地震が発生しているほか、その後も千葉県や神奈川県など関東地方で震度 3 ~ 4の地震が発生しているからだ。

現在、クジラと地震の関係は科学的には明らかになっていない。

 

実はクジラやイルカなどの鯨類が東京湾近辺で目撃されることは珍しいことではないらしい。

1974年の 12月、東京湾に繋がっている隅田川で 4頭のイルカが目撃されている。

当時の記事では、12月21日の朝、東京都中央区東日本橋二丁目と東岸の墨田区両国一丁目を結ぶ両国大橋からイルカが 4頭、遊泳している姿が目撃されていた。

最初の目撃者は、両国大橋近辺を毎日散歩している男性で最初はイルカだとは気がつかず、何かの怪物が泳いでいると勘違いしたというが、よくよく見るとイルカの群れであり、すぐにマスコミへ連絡したという。

そして翌日の新聞には早くも「 イルカの出現は地震の前兆か? 」との予測記事も登場していたが、翌1975年の 06月に東京から遠く離れた北海道東方沖で震度7の地震があったこと以外は、日本国内で特に大きな地震は観測されていない。

となると客観的に見て、イルカの出現が地震の前兆だったと言うにはかなり無理がある様な・・・

 

どちらにしろ、イルカやクジラの出現が 「 大地震の前触れ?  」でなくても、いつ発生するかわからない地震には十分に注意した方が良いに決まってますよねェ。

 

 

 

2018年 06月 26日

 

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