Wind-Cross
Series : # 04
title : ジャズピアニスト塚原小太郎のウインドライフ
初回放送 : 2001年07月27日 (金) PM 11時30分 ~
Profile
塚原 小太郎の驚く程幅広いレンジは、ジャズピアノの流れを自分のものとしている。
多くのスタイルを持ち、幅広い音楽知識と融合性でオリジナリティーを表現している。
JAZZにおいて、自由に、開放的しかも流暢に表現することのできるアーティストのひとりである。
ジャズ評論家 ウィリアム・マイナー
塚原 小太郎
職業 : ジャズピアニスト
出身地 : 東京都
生年月日 : 1952 . 08 . 18
身長 : 165cm
体重 : 63~64kg
血液型 : A型 or O型 (本人もどちらか分からないらしいです。)
趣味 : ウインドサーフィン
作曲家で指揮者の父と、チェリストの母を持ち音楽一家に育った為、幼少の頃よりクラシックに親しみ、東京芸大付属音楽学校を卒業するがオスカーピーターソンとの出会いでジャズピアニストになる事を決意する。
20歳の時、吉田多宏カルテット、小西徹トリオ、森寿男とブルーコーツ、藤家虹二クインテット等のピアニストを勤めながら自己のトリオを結成活動する。
特にビ・バップを得意とし、最近ではスウィングにも積極的に取り組み、ライブ・コンサート・CD制作にと、積極的に活動している。
北村英治・猪俣猛グループにも参加。
海外での演奏活動もプルメリア・モンタレージャズフェスティバルに 89年より数多く招待され海外のビッグネームと演奏する、日本を代表するトッププレイヤーでもある。
いつでも陽気な彼は、「クラシックピアノの楽譜道理の演奏を捨て、自由に理論ではなく感覚で音楽をやりたかった。」
それが彼の音楽の原点だ!! ウインドサーフィンもまさに大海原を自由に走る事ができる。
ジャズもウインドも自由で官能的でエクスタシーな感覚にさせてくれる、だから一生やめられない。
ウインドが気持ちよく乗れた日の彼のライブは最高にエキサイトする。
コンテスト戦歴
by JAZZ
1988 純金蒸着CDレーベルGMLより「シング&プレイグッド」、「ライト・イナーフ」、「アワーデライト」
等に参加。
「塚原小太郎トリオ・ハルシネーション」はスイングジャーナル誌でも高い評価を得ている。
1989 モンタレージャズフェスティバルに初出演。好評を博す。
バディ・デフランコ等と全国ツアー。
1990 GMLより「トップ・オブ・ザ・GML」発売。サイドメンとして5曲、小太郎トリオとして2曲抜枠された。
ミルト・ジャクソンとのレコーディングを果たし、1991年3月「M&M」として発売。
1991 マウントフッドジャズフェスティバルに出演、12,000人以上の観客からスタンディングオベーションを受ける。
ジミ-・スミスのリーダー作に参加し、キングレコードから発売。
モンタレージャズフェスティバルでは、バディ・デフランコ、ビル・ベリー、スコット・ハミルトン、
レッド・ホロウェイ等と共演。又、ソロピアノの大好評。
1992 クイーンズランド・ジャズフェスティバルに出演。
L.A.でジョン・クレイトン、マーシャル・ロイヤル、バスター・ク-パー、スパイク・ロビンソン、
カール・フォンタナ等と出演。L.A. JAZZ SCENEに絶賛される。
川口アデレード国際交流フェスティバルに出演。
リッチー・コール&ボビー・シュ-オールスターズに日本公演の一員として参加。
モンタレージャズフェスティバルに出演。
十日町のジャズ共和国レーベル発足第一弾ライブレコーディング。
1993 クイーンズランドジャズフェスティバル出演。又、リッチー・コールのレコーディングセッションに参加。
昨年に引き続き、L.A.にてボブ・クーパー(ts)、フランク・キャップ(ds)等と共演。
L.A. TIME(1993.02.16付け)に絶賛の記事が掲載される。
ジョン・デンマン等と全国ツアー
モンタレージャズフェスティバルに出演。
1994 アメリカ西海岸での演奏で絶賛を浴びる。
夢スタジオでのライブがビデオ化される。
モンタレージャズフェスティバルに出演。
1995 岩手県民オーケストラ、小出雄聖指揮でラプソディー・イン・ブルーをノーカットで共演。
「クラシックとジャズの完璧な融合」と高く評価される。
マウイインターナショナルデキシーランドジャズフェスティバルに出演。
アメリカ西海岸において、コンテ・カンドリ・スヌーキー・ヤング、カールフォンタナ等と共演。
岐阜県交饗楽団、小出雄聖指揮でラプソディー・イン・ブルーを演奏、またもや絶賛を浴びる。
1996 モンタレーでのI・J・Pでラプソディー・イン・ブルーをソロで演奏、好評を博す。
L.A.にて、ジャッキー・ケルソー、ジェイク・ハナ等と共演。
クリフォード・ブラウンの未亡人Mrs La Rue Brown より絶賛される。
パリにてバディ・デフランコとのデュオ。
「THE KOTARO TRIO / RIGHT ON」アメリカで出版される。
モンタレージャズフェスティバルに出演。
「THE KOTARO TRIO / RIGHT ON」日本で発売。
1997 モンタレーにて吉岡秀晃とのピアノデュオ、L.A.にてルー・タバキン、ジェフ・ハミルトン、
スー・レイニー等と共演。
菅野沖彦録音のCD「北村英治・塚原小太郎 / Dream Dancing」発売。
1998 L.A.にてレベッカ・パリス等と共演。
L.A.にてビリー・ベリー、レイ・ブラウン、ジェイク・ハナ、北村英治等とレコーディング。
神戸ジャズストリート出演。
L.A.にて6月録音分のCD「JAZZ PARTY」が発売される。
奈良スイングフェスティバル出演。
1999 東海大学にてジャズ講師として招かれる。
L.A.にてジン・ヒュアート(b)、ジェイク・ハナ(ds)、と共にKOTARO TRIO として出演。
「日本丸世界一周クルーズ」のエンターテイナーに選ばれ最後の10日間をつとめる。
雑誌「Windsurfer」において表紙裏と本文にウインドサーフィンをするジャズピアニストとして大きく
取り上げられた。
日南ミュージックキャンプにジャズピアノ講師として招かれる。
神戸ジャズストリート出演。
Piano Solo のレコーディング。
中野ハーモニーホールにて Kotaro Tsukahara & His Trio の公演、同時レコーディング。
2000 2ヶ月ごとにスタインウェイ ショウルームにて出演。
Piano Solo 「Natural Life」発売。
Piano Trio のCD発売。
2001 Wind - Cross出演
ウインドサーフィンに関しての戦歴はアマチュアなので余り気にしていないとの事でした。
director's eye
小太郎さんってなんて " ちゃめっけ " のある人なんでしょう。
カメラを向けると ↑この通り、必ずお得意のこのポーズをとってくれます。
海にいる時は、子供みたいに目を輝かせながら風が吹くのを待ち、それとは対照的にピアノを前にした時の表情は、真剣そのものです。(仕事だから当たり前といえばそうなんですけど・・・)
そんな子供の世界と大人の世界を、上手く使い分け・楽しみながら人生を過ごしている様に私の目には映りました。
でも、小太郎さんにとってはジャズピアノもウインドも、真剣勝負なんです。
小太郎さんは、ウインドもジャズピアノも " 官能的 " だと言います。
官能的の " 官能 " と言う言葉を辞書で調べてみると、(ちょっと意味に自信なかったので・・・)
(1) 感覚器官の働き。
(2) 性的な感覚。と載っていました。
(余談) NHKでこの言葉を使い怒られたと言っていたけど、(2) の方で引っ掛かっちゃったのかなぁ?! 今だにかたい事言っていますよねぇ。そう言う感覚って、ウインドをした事の無い人には、きっと理解出来ないんでしょうねぇ〜。
撮影でライブハウスに行ったカメラマンは、「ジャズを弾いていてもラテン系の要素がリズムの中に感じる」・「おそらく、彼の音楽に対する感性がウインドサーフィンのプレーニング感覚やその他が融合し合って磨かれ、さらに変化していったのではないだろうか?」っと言っていました。
そして、彼の夢は " ハワイに移住し、昼間はウインド三昧・夜はライブハウスで演奏して暮して生ければいいなぁ〜 " っと言っていました。
(余談) 話は変わりますが、あれだけ指が動くと、コンピューターのブラインドタッチ (キーボードを見なくてもキー入力が出来る事) なんて直ぐに出来ちゃいますねぇ。やっぱり音が出ないとだめかな?!
小太郎さんは、ライブだけではなくCDもリリースしているんです。
(ここにあるジャケットはリリースしているほんの一部ですけど・・・)
TSUDOI LIEBE DEUTSCH
TWO for TWO
Right On The KOTARO TRIO + SHIHO
WEATRiO ・ KOTARO WES Trio
Natural Life
小太郎さんのジャズピアノを聞いて興味を持った方は、ライブ情報など、information の Link ページからオフィシャルサイトへのリンクを張っていますので、そちらもご覧下さい。
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