Wind-Cross
Series : # 09
title : 真夏の湘南トロピカルクルージング
初回放送 : 2001年08月31日 (金) PM 11時30分 ~
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コンテスト戦歴
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クルージングのスタート地点は逗子湾の大崎沖。
時間に合わせ大崎に集った、参加者は総勢 77名。
スタートは午後 1時、南南東の風・風速 6M位・気温 35度、絶好のクルージング日和だ。
スタートと共にトップ集団は一気にプレーニング状態に入っている。一方ビギナー軍団は、のんびりとセイルアップ。レースじゃ無いからそれもOK!!
それでも、全員がスタートするさまは・・・やっぱり迫力があります。
クルージングも順調に進み、鎌倉沖に近付くにつれて徐々に風・うねりともきつくなり始めた。
江ノ島までのコース取りは、「ダウンスラローム」しかし初心者にとってスピードの出るこのコースは、風・うねりがある鎌倉沖から、特に七里が浜沖のサーフポイントあたりが最大の難所となってしまった。
それは撮影艇てとっても同じ事で、はうねりの中、何とかWSFに付いて行くのが精一杯、スピードを出すと撮影艇のパンチングは激しくなり、カメラマンも撮影艇の上で飛び上がってしまう程、カメラもずぶ濡れになってしまった。
WSFを艇で追いかけるのは、余りにもスピードが違い過ぎる。
波をかぶらない様にうねりをかわしながら、江ノ島が近く東浜が見える頃には、コンスタントに 10~13M位・一時ブローで 16M位にまで風が上がり始めた。
始めて参加した人は、「湾の外を走るのは始めてだし、こんなに長い距離を走るのも始めて。しかも風が上がるとすぐ、こんなにもうねりがきつくなるんだ」ってびっくりしていました。
他の参加者も、「今までWSFやっていて一番長く走った。こんなに走ると膝がガクガクで力が入らないし、手も力が入らない」って言ってっていました。
ほとんどの参加者は東浜に上陸したが、まだ 5名が来ていないので心配していた所、サポートしていたインストラクターの話しでは、クルージングが困難な為、鎌倉・七里が浜に上陸したとの事。ひと安心である。
全員が揃った所で、今度は帰りのコースに付いて話していたが、風はそのまま吹き続き下がる様子は見えなかった。
その為、当初の予定を変更して「自力で帰還出来る人はそのままWSFで・出来ない人は電車で帰る」と言う様にインストラクターがグループ分けをする事になった。
やっぱり「安全が第一!!」 無理をして事故になってはいけないから、見極めが大切ですよね。
っとは言っても、電車組になった人達は「この格好で電車に乗せてくれるのかな?」っと不安げな様子。
周りの目も気になるし・・・
案の定、江ノ電に乗る時上半身裸はダメらしく、1人の男性は駅員さんに注意されてしまったが、ライフジャケットを着てなんとかごまかしました。
しかし、上半身裸はダメでも裸足は何も言われなかったのは不思議です。 (足下は見てなかったのかな?)
ウエットスーツ姿の人が 27名も乗って来たのだから・・・ きっと電車に乗っていた人もびっくりしていたでしょう。
でも電車に乗り込んで行く方はもっと勇気がいるかも知れません。
だって、江ノ電だけならまだしも、逗子に行く為、乗換えで JR にもその格好で乗ったのですから・・・
皆、口々に「ひとりじゃなくて良かった」と言っていたのが印象的でした。
今回、特に電車組はクルージングは残念ながら往復は出来なかったけど、「次回は絶対往復出来る様に練習する」っと悔しがっていました。
By 編集子
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