気象まめ知識
02, どうして風がふくの ?
風とは大気 (空気) の移動である。
大気は常に隙間を作ることなく存在しようとしています。
だからどこかが密になりどこかが空いてしまえば、それを補おうと密なところから空気の粒子が入り込んでくるのです。
つまり、空気の粒子がいっぱい詰まっていて密な状態を指す " 高気圧 " から、空気の粒子が少なく空いている状態を指す " 低気圧 " へ大気が移動することとなるのです。
地球上ではどこでも気圧は一定ではなく、常に変化しているので、大気は常に移動していて、風はいつもどこかで吹いていることとなるのです。
このような移動 (風) は地球上の大規模なスケールで行われていると同時に、夏の日中、気温が高くなった時によく起こる海風 (サーマル) 等のようにごく身近でも起きています。
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