気象まめ知識
08, 地球は太陽に対して傾きながら公転している
地球は太陽に対して、地軸が傾きながら公転している。
そのせいで、赤道付近は 1年を通じて太陽からいつも直角に近い角度で熱 (太陽放射熱) を多く受け取っているのに対して、北極や南極では一番太陽から熱を多く受け取れる夏でさえ、白夜となり太陽から 1日中日射はあるが、太陽との角度が小さい付近に気温差が生じる。
その気温差をそのままにしていると、赤道付近では高温に、極地付近では低温になってしまうが、地球上では平行を保とうとする為、ある程度の気温差が生じた時、これを解消しようとして大気の大循環が起きている。
つまり、おおまかに言ってしまえば赤道付近に広範囲な低気圧帯ができ、極地付近には高気圧帯ができる。
そこに上昇気流や下降気流ができ、大規模な大気の循環が生じているのです。
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