気象まめ知識

01, 波はどこからくるの ?

は津波などの特殊なケースを除いて、基本的に風によって発生します。

その風は地球上の何処かでいつも吹いています。

つまり波は、たえず何処かで発生しているのです。

風によって発生した無数の波がまとまり、うねりとなって移動していきます。

 

この中には途中で減衰して消えてしまう物もあれば、様々な影響を受けながらもかなりの距離を進んで行く物もあります。

そこで、どこでどのくらいの風が吹いているかを天気図等の情報から読み取る事が出来れば、どこで波が発生してどの向きに進み、うねりとしてどこに到着するかをおおよそ予想することが出来るのです。

 

風の生まれる要因としては、台風・高気圧・低気圧・前線等様々です。

これらの性質や、現在の勢力や強さ、どこへ進もうとしているのか、さらにそれらにより生まれる風の風向きや風速等を知る事が、波を見つける基本的な方法なのです。