アメリカ側の 15項目、イラン側の 05項目の要求

" アメリカ側の 15 項目の内容 "

01. 即時停戦 : まず1か月程度の停戦を実施し、その間に正式合意をまとめる。

 

核開発関連(最重要)

02. 核兵器開発の永久放棄  :  イランは将来にわたり核兵器を保有しないことを約束。

03. ウラン濃縮の全面停止  :  イラン国内での濃縮活動を禁止。

04. 高濃縮ウランの引き渡し  :  保有済みウランをIAEA(国際原子力機関)へ移管。

05. 核施設の解体  :  ナタンズ、フォルドゥ、イスファハン施設の解体。

06. IAEA査察の全面受け入れ  :  核施設への無制限査察を認める。

 

軍事・地域戦略関連

07. 親イラン武装組織への支援停止  :  ヒズボラなどへの資金・武器供与停止。

08. 「代理勢力戦略」の放棄  :  中東各地での武装ネットワーク運用停止。

09. ミサイル計画の制限  :  弾道ミサイルの射程・保有数を制限。

10. ミサイル使用を自衛目的に限定  :  先制攻撃用途を禁止。

 

ホルムズ海峡関連

11. ホルムズ海峡の全面開放  :  国際商船の自由航行を保証。

12. 海上安全保障体制への参加  :  国際監視の下で航行安全を確保。

 

アメリカ側の見返り

13. 対イラン制裁解除  :  経済制裁を段階的に解除。

14. 凍結資産の解除  :  海外凍結資産を返還。

15. 民生用原子力支援  :  ブーシェフル原発など平和利用を支援。

 

なぜ揉めているの?

イラン側は、

  「要求が一方的すぎる」 ・ 「事実上の降伏要求」 ・ 「主権侵害」として強く反発。

特に、

  「ウラン濃縮全面停止・核施設解体・ホルムズ海峡管理問題」 が最大の争点です。

 

" イラン側の 05 条件 ”

逆にイラン側は、

01. 攻撃停止

02. 再侵攻防止保証

03. 賠償金支払い

04. 地域戦争終結

05. ホルムズ海峡支配権承認  を要求しています。

 

 

つまり現在は、

* アメリカ側 :「核・軍事力を大幅縮小しろ」

* イラン側 :「安全保障と主権を認めろ」

という形で大きく対立している状況です。